ニルヴァーナ『Nevermind』で知られる、ガービッジのレコーディング・スタジオが交通事故で大破

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Nirvanaが'91年の名作『Nevermind』の一部をレコーディングしたことで知られるウィスコンシン州、マディソンにあるスマート・スタジオが、今週の初め、トラックの衝突を受け崩壊した。

建物前でほかの車と衝突し道路わきにそれたトラックが突っ込み、『Nevermind』のプロデューサーでGarbageのドラマーであるButch Vigが所有するこのスタジオは大破したという。およそ5万ドルの損害を受けたものと見られている。幸い事故当時、スタジオには誰もいなかったものの、その1時間前までGarbageがニュー・アルバムをレコーディングしていたという。

VigはNME.comにこう話している。「朝の3時に警備員からの電話で起こされたんだ。“ちょっと来てみたほうがいい。トラックがスタジオに突っ込んでる”って言われたよ。もし3日早かったら……、Paris, Texasっていうバンドが下のスタジオに、Garbageが上のスタジオにいたはずだ。殺されてたよ」

Nirvanaは、'90年4月に1週間、スマート・スタジオで『Nevermind』のためにセッションを行い、「Polly」を生み出した。このほか、BeckThe Smashing PumpkinsU2らが同スタジオでレコーディングを行なっている。

皮肉なことに、スマート・スタジオは以前から惨事に見舞われてきた。過去10年の間、ボート・トレイラーや飲酒運転の車が何度もこの建物に衝突している。Vigは、ある日スタジオに到着したら地下室に8フィート(約2メートル40センチ)の高さまで水が溢れていたこともあるとNME.comに話している。

Garbageの新作は、来年の2月か3月に発売される予定。Vigいわく、ニュー・アルバムは「前作より、もっとノイジーでダーク。あれほどポップじゃない」という。

(C)LAUNCH.com
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