スガ シカオ、映画監督に惚れられて1日限りのコラボレーション

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2/2に新宿厚生年金会館で、スガ シカオのミニライヴと映画「ラブ・アクチュアリー」(2/7公開)の特別試写会が行なわれた。

なぜライヴと映画試写会が同時に?というと、「ラブ・アクチュアリー」の監督リチャード・カーティスが、スガ シカオの曲「愛について」を聴いて「素晴らしい」と絶賛。「私たちが日常的に経験する悲喜こもごもの出来事を等身大にスケッチしている本作とスガさんの“愛について”の歌詞などが僕の描いた世界観に似ている。彼のセンシティブで美しいメロディと柔らかな声質も素晴らしい。ぜひ、スガさんと映画のコラボレーションをしたい」というカーティス監督の要望のもと、今回のコラボが実現した。

会場を満員の観客で埋め尽くしたなか、試写上映の前にスガ シカオが登場。まずは「ラブ・アクチュアリー」について、「あまり甘すぎる映画は好きじゃないけれど、この映画は(ラブストーリーでも)辛口な部分もあったりで、間口が広い。ひねくれ者の僕でもグッときた」などコメント。その後、アコースティックギターを持ち、サポートのギタリストと2人でライヴをスタートさせ、ホール&オーツのカヴァー「Every Time You Go Away」、ギターのカッティングも軽やかな「アシンメトリー」、スガ作品のスローナンバーの中では代表作といっていい「黄金の月」、そしてこのコラボが実現するキッカケとなった「愛について」の4曲を披露。観客たちを多いに魅了した。

ちなみに映画「ラブ・アクチュアリー」の話題のひとつとなっているのが、劇中に使われている名曲の数々。「愛こそはすべて」(ビートルズの曲をリンデン・デヴィッド・ホールがカヴァー)、「ハイハイ・ベイビー」(ベイ・シティ・ローラーズ)、「恋人たちのクリスマス」(マライア・キャリー)、「青春の光と影」(ジュディ・コリンズの曲をジョニ・ミッチェルがカヴァー)などなど、ラヴソングがたっぷり起用されているので、音楽ファンは必見。

そして、スガは、2/6の名古屋から全国ツアーをスタートさせる。
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