アウトキャストのグラミーでの演奏にネイティヴ・アメリカンが抗議

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先日行なわれた第46回グラミー賞でのアウトキャストのライヴ・パフォーマンスに対して、ネイティヴ・アメリカンの団体が抗議していると、AllHipHop.comが伝えている。

グラミー賞で見事にアルバム・オブ・ザ・イヤーを獲得したアウトキャストだが、ショウにおいてアンドレ3000とバック・ダンサーはネイティヴ・アメリカンの伝統的な服装を模した派手な緑色の鹿皮の衣装を着て、背景にネイティヴ・アメリカンの住居であるティピーをセットとして使用した。サンフランシスコにあるネイティブ・アメリカン・カルチャー・センターのメンバーの一人はこのパフォーマンスを「かつて見られたような、アメリカン・インディアンに対するうんざりするほど人種的ステレオタイプなセット」と評している。

ネイティヴ・アメリカン・カルチャー・センターのチェアマンは正式に抗議を行ない、CBSへのボイコットを表明。CBSのスポークスマンは「パフォーマンスによって誰かの感情を害したのであれば、非常に申し訳なかった」と謝罪を表明している。

K.Omae, LA
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