クラシック・ロック・アワーズ発表

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月曜日(11月5日)、音楽誌『Classic Rock』が主催するClassic Rock Roll Of Honour Awardsが開かれた。名前の通り、60,70~80年代のハード・ロック・ファンにはたまらない顔ぶれが勢ぞろいした。

今年の主役は何といっても、ジミー・ペイジ。レッド・ツェッペリンの再結成公演延期を発表後、初めて公けの場に姿を現した彼は“Liveing Legend(生きる伝説)”アワードを受賞。エアロスミスのスティーヴン・タイラーから賞を受け取った。

そのエアロスミスは、“父親の遺灰を吸い込んだ”ことでノミネートされていたキース・リチャーズを破り、イベント・オヴ・ザ・イヤーを受賞した。

若い世代には馴染みのない名前ばかりかもしれないが、往年のロック・ファンは思わずうなってしまう、今年の(主要部門の)受賞者は以下の通り。

●最優秀ニュー・バンド
ブラック・ストーン・チェリー

●リイッシュー・オヴ・ザ・イヤー
キッス『Alive! 1975-2000』

●DVD・オヴ・ザ・イヤー
フランク・ザッパ『Classic Albums』

●アルバム・オヴ・ザ・イヤー
ポーキュパイン・ツリー『Fear Of A Blank Planet』

●バンド・オヴ・ザ・イヤー
ラッシュ

●イベント・オヴ・ザ・イヤー
エアロスミス@ハイド・パーク・コーリング

●クラシック・ソングライター
ステイタス・クォー

●メタル・グル
トニー・アイオミ(ブラック・サバスのギタリスト)

●インスピレーション
ミック・ロンソン

●クラシック・アルバム
ミートローフ『Bat Out Of Hell』

●カンバック・オヴ・ザ・イヤー
ヘヴン&ヘル

●リヴィング・レジェンド
ジミー・ペイジ

プレゼンターには、ピンク・フロイドのニック・メイソン、イアン・ハンター、デフ・レパードのジョー・エリオットらが登場。会場にはモーターヘッドのレミー、アリス・クーパー、ジェフ・ベック、スレイヤーのケリー・キング、ジョーン・ジェット、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのダフ・マッケイガン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスらの姿も見られた。

Ako Suzuki, London
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