ボノ、『ライヴ・エイド』開催を否定

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U2のフロントマン、ボノが、先日タブロイド紙に報道された『ライヴ・エイド』開催のニュースを否定した。英『The Sun』紙は、ボノが来年、第三世界の負債緩和を目的にチャリティ・イベント『ライヴ・エイド』を復活させる計画を立てていると報道していた。

しかしNME.comによると、現在、EU(欧州連合)のリーダーとダブリンで会談中のボノはこのニュースを完全に否定したという。ボノはこう話している。「現時点では、『ライヴ・エイド』の開催は計画していない。そのことはいつも頭の中にあるが、いまはその時期じゃない。いま我々が必要としているのは数十億(ドル)。数百万ドルの単位じゃない。『ライヴ・エイド』は役に立つかもしれないか、問題を解決するわけじゃない」

『The Sun』紙は、ブレア英首相もこのイベントを支援しており、今週中に詳細が発表される見込みだと報道していた。

またU2関連のニュースとして、4年ぶりのニュー・アルバムがこの秋リリースされそうだ。dotmusicによると、バンドのマネージャー、ポール・マクギネスが、新作は完成間近で11月にリリースできるだろうと明かしたという。

U2の新作は、2000年の『All That You Can't Leave Behind』以来のものとなる。本作ではクリス・トーマスとスティーヴ・リリーホワイトがプロデュースを務めている。

Ako Suzuki, London
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