レノン最後の素描、買い手がつかず

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ジョン・レノンが描いた“最後のイラスト”がインターネットのオークションで売りに出されたものの、最低落札価格の8万2000ポンド(およそ1640万円)に届かず買い手がつかなかった。このイラストは、レノンが殺されたその日にサインを書き込んだといわれている。

クーパー・オークション・ハウスが主催したこのオークションでは、レノンのイラストのほか、プリンスが17歳のときにレコーディングしたマスター・テープやエルトン・ジョンが所有していたズボン、エルヴィス・プレスリーのシャツなどが売りに出された。プリンスのマスター・テープは著作権つきで人気が高かったものの、最低落札価格が34万7000ポンド(およそ6940万円)と高額だったためか落札されることはなかった。

今回、最も高額で取引されたのは、ジミ・ヘンドリックスのアート・ワーク18作の著作権。4万1200ポンド(およそ824万円)で落札されたという。

クーパー・オークション・ハウスのテッド・オーエンは、今回のオークションで最も関心を集めたのは、プリンスの曲やジミ・ヘンドリックスのアート・ワークの“著作権”だったとBBCイオンラインで話している。「著作権やバック・カタログは、投資として最適なのだろう。複製することで永遠にお金を生むことができるからだ」とその理由を説明した。

Ako Suzuki, London
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