モス・デフがエミー賞にノミネートされる

ポスト
ラッパーだけでなく、俳優としても活躍しているモス・デフが「テレビ界のアカデミー賞」とも呼ばれるエミー賞の主演男優賞にノミネートされたと、AllHipHop.comなどが報じている。

エミー賞の主要部門には大きく分けてドラマ・シリーズ部門、コメディ・シリーズ部門と短期連続番組や映画を扱ったミニ・シリーズ部門の3つがあるが、モス・デフがノミネートされたのはミニ・シリーズ部門の主演男優賞。彼の主演したHBOのドラマ『Something The Lord Made』のビビアン・トーマス役が対象になっている。

モス・デフが演じたビビアン・トーマスは、医学学校に通わなかったにも関わらず、心臓外科の分野で第一人者となった実在するアフリカン・アメリカンの医師。モス・デフはこの役を演じたことに関し「自分が今まで演じてきた中で、最も重要な役」と最近のインタヴューの中で答えている。

同部門にはモス・デフの他にアントニオ・バンデラス、アル・パチーノ、ジェームス・ブローリンがノミネートされている。そして、モス・デフの友人であるコメディアンのデイヴ・チャペルが、彼の大人気のコメディ番組『Chappelle's Show』によって、2部門にノミネートされているのも注目を浴びている。

関連ニュースとしては、モス・デフは現在、彼の2枚目となるソロ・アルバムをレコーディングしていると噂されている。また、彼のバンド、ブラック・ジャック・ジョンソンによるロック・アルバムはおそらくボツになったとも伝えられている。

K.Omae, LA
この記事をポスト

この記事の関連情報