“カラビナ”風のタフネスプレーヤー「MP-S200/300」

シャープは、カラビナフックをモチーフにしたタフネス仕様のFlashメモリプレイヤー「MP-S200/300」を発売する。

MP-S200とMP-S300の違いは搭載するFlashメモリの容量のみ。MP-S200は512MB、MP-S300は1GBのメモリを搭載している。

特長的な点はやはりデザインだろう。このプレイヤーはカラビナをモチーフにしており、ベルトやショルダーバッグなどに自在に取り付けできる。また、本体の周囲をアルミ金属で囲むハニカムプロテクト構造を採用している。これにより、約140cmの高さから落下させても衝撃が吸収され、壊れる可能性がかなり低くなっているという。

再生できる音楽形式はMP3とWMA。WMAはDRMにも対応するので、WMAに対応する音楽配信サイトで購入した楽曲データも問題なく再生できる。

付加機能としては、オーディオ機器と接続してのダイレクト録音、FMラジオに音楽を飛ばすFMトランスミッターの搭載などが挙げられる。とくにFMトランスミッターは便利だ。部屋ではミニコンポやラジカセなどFMラジオを受信できる機器をスピーカー代わりに使えるし、クルマに持ち込めばそのままリモコン代わりにカーオーディオで音楽を楽しめる。

電源は充電池とアルカリ単4電池が利用できる。約150分で充電が完了し、通常の再生なら約12時間、アルカリなら約14.5時間利用できる。サイズは幅36mm×高さ87.1mm×厚さ15.2mm、重さは約52g。

発売は11月26日を予定しており、価格はオープン。予想実勢価格は512MBモデルが1万8000円前後、1GBモデルは2万3000円前後の見込みだ。

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