ザ・クラッシュ、XFMの殿堂入り

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先にノミネートが発表されていた<Xfm Hall Of Fame>で、ザ・クラッシュの殿堂入りが決定した。これはXFMが今年からスタートしたもの。この先、毎年1バンド/アーティストが殿堂入りすることになる。

第1回めとなる今年は、クラッシュのほか、ミューズ、ニルヴァーナ、オアシス、レディオヘッドの5バンドがノミネートされていた。XFMのリスナーは、この中でクラッシュが殿堂入りするに1番相応しいと判断したようだ。

Xfmは、1つのバンドを決めるのは「長く、センチメンタルな道のりだった」と話している。「ノミネートされたどのバンドも何千もの票を集めた」が、クラッシュの受賞は値すると続けた。「ザ・クラッシュは、7年の活動で音楽の世界に消すことの出来ない痕跡を残した。音楽的には、『London Calling』らの名作でパンクとロカビリー、ダブ・レゲエ、初期のヒップホップをミックスするなど時代を先取り。そして何より、彼らの歌、そしてメッセージに対する情熱、傾倒は、全くもってユニークなものだった」

金曜日(6月2日)にイズリントン・アカデミーで開かれる<Xfm's First Friday Club>で賞の進呈が行なわれる。英国のアーティスト、サム・ウィバリーがクラッシュのコラージュを配したアートワークを制作するが、これは授賞式の日にカムデンのプラウド・ギャラリーでお披露目された後、ハマースミス・パレスで永続的に展示されるという。

Ako Suzuki, London
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