エヴァネッセンス、新作“驚くわよ”!

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大ヒットアルバム『Fallen』に続く新作に取り組んでいたエヴァネッセンス。ギタリストのテリー・バルサモの急病や元マネージャーとの問題などで作業が遅れたものの、ヴォーカリストのエイミー・リーが“明日にでも出したい”と熱望する、期待の2ndアルバム『The Open Door』が完成した。リリースは北米で10月3日、日本盤も同時期に発売される予定だ(詳細:http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/Evanescence/)。ギタリストでバンドのメイン・ソングライターだったベン・ムーディの脱退後、初となる同作だが、ある授賞式に出席するためにカナダを訪問したリーは18日(日)、JAM! Musicのインタヴューに答え、ムーディが去ったことで、シンガーはもとより、ソングライターとして、また、エンジニアとしても、これまでの範囲を超えた力量を発揮できたという。

“……みんな驚くわよ。「My Immortal」みたいな曲が詰まってるわけじゃないわ。どれもまったく違った曲で、今までよりも絶対にヘヴィになってると感じることがあるわ”

彼女はまた、アルバムタイトルについて「わたしを押さえるものは何もない。自由よ。あらゆるチャンスをつかんで、楽しんだわ”とLAUNCHに話している。

さらに、ムーディとの“ライティング経験はない”とする一方、バルサモとの曲作りは“とても、とても素晴らしいものだった”とお互いに強く信頼していることをアピールした。

ひとりのアーティストとしてバンドと共に成長し、これまで不可能だと思っていたことが可能になったことで、“生まれ変わった”とする彼女は最後に、マルチプラチナを獲得した前作と同等、あるいはそれ以上の期待に「セールスを考えて作るわけじゃない」とし、“こう思ったの、曲を書くわ。愛することができる何かを書くのよ。絶対に、ってね”と話した。

アルバムからの1stシングルは「Call Me When You're Sober」。情報筋からは、ほかに「Weight Of The World」「Lithium」「Good Enough」といったタイトルの収録曲が伝えられている。

'03年の『Fallen』は全米6タイムスプラチナを獲得。グループは翌年にグラミー2冠を手にした。'04年には初のライヴ盤『エニウエア・バット・ホーム』を発表している。

T.Kimura
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