「Finding My Road」インタビュー

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「去年の夏にツアーをしたんですけど、もっともっと踊れる曲を歌いたいって思ったんです。この『Finding My Road」みたいなビート、アップテンポでノリノリの曲。私も大好きだし、お客さんの反応もすごくよくて、私のライブを見に来てくれる人たちはそこが好きなのかなって」

──そこで今回発表された「Finding My Road」は安定感のあるリズムと印象的なフレーズが繰り返される陶酔感たっぷりのハウス・サウンドが基調となった。

「いわゆるthickでdeepでrichな歌声で歌われてるヒップホップやR&Bも大好きなんですね、普段もよく聴いてるし。でも私の声には合わないと思って。そこでハウスってサウンドを意識したんです」

──melody.の持ち味である、柔らかで軽やかな歌声を活かす、しっかりとプロ意識のある歌を届けようという意識が強く出た曲といえるだろう。

「ライヴでもしっとりとアコースティックセットで歌う場面あったんですね。バラードも大好きだし。そういう私の面も見せたいなって思ってるんですけど、今回は新しいものに挑戦したい気持ちが強くて」

──その客観性を持って見つめた新曲の方向性──ダンス、しかもハウス調と決めたら、そこから先は早かったようだ。

「最初に原田卓也さんから曲をいただいた時点で、この曲歌いたい!って思ったんですね。そこからいろいろリクエストも言わせていただいてやりとりして、最初のがAヴァージョンとしたら…Hヴァージョンまで練り直して。すごくね、“若い”“力強い”“元気”な曲になりましたね」

──それは歌詞にも表れている。今まで、等身大で“今”を表現していることが多かったmelody.の楽曲だが、今回は“近未来”がテーマになっている。

「詞は渡辺なつみさんに書いていただいたんですが、仮歌用に私が英語で作っていた詞も“自分の手で未来をつかむ”って歌ってたんですね。だから、渡辺さんからいただいた歌詞も同じテーマだったんで、びっくり! 全然打ち合わせてなかったのに、同じテーマで、偶然で。きっとね、この曲がそういう内容の歌詞を呼んでいたんだと思うんです」

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