フォックス、噂のストリート・ミュージシャンを

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『Ray』でレイ・チャールズを演じアカデミー主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックスが、再び実在のミュージシャンを描いたバイオグラフィ映画に主演することになった。今度は、統合失調症を患ったホームレスのバイオリニストを演じる。

ナサニエル・アンソニー・エアーズは、NYにある有名な音楽学校ジュリアード・スクールで勉強中に健康を害した後、35年もの間路上で生活していた。彼の街中で奏でる音楽に感動した『LA Times』紙の記者スティーヴ・ロペスが、同紙で彼の半生を紹介し話題になった。エアーズはこの連載コラムがきっかけとなり、ディズニー・コンサート・ホールでパフォーマンスするという夢を叶えている。

「彼(エアーズ)のバイオリンは、騒々しいLAのダウンダウンをアーバン・シンフォニーに変えた」と第1回のコラムで書き出したロペスは、路上からアパートメントへ移るようエアーズを説得、統合失調症との闘いを支援した。

『The Sololist』と名づけられた彼のバイオグラフィ映画は、『Pride And Prejudice』で知られるジョー・ライトが監督。『Erin Brockovich』を書いたスザンナ・グラントが脚本を手がける。すでに、実在のピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴッドの人生を描きその年の映画賞を総なめにした『Shine』('96年)と比べられており、撮影がスタートする前からアカデミー候補間違いなしとの評判が立っている。

Ako Suzuki, London
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