スパイス・ガールズ「けなされる覚悟はできている」

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日曜日(12月2日)、カナダのバンクーバーにてスパイス・ガールズの再結成ツアーがスタートした。オリジナル・メンバー5人でのツアーは'98年以来、その後(脱退した)ジェリ・ハリウェル抜きで行なったラスト・ツアーからも8年が経つ。久しぶりのパフォーマンスに、ビクトリア・ベッカムは酷評される覚悟ができているそうだ。

初日直前のリハーサルで『The Sun』紙の記者から「グッド・ラック!」と声をかけられたビクトリアはこう答えたという。「幸運ですって? そんなの関係ないわよ。どうせ、サイテーだって言われるんだから」

ちょっとなネガティヴ気味ではあるが、メンバーがナーバスになっていたのは間違いないようだ。メル・Cも「エキサイティングだけど、コチコチに緊張してるわ」と話している。

しかし本人たちの弱気な発言とは対照的に、初日のステージはオーディエンスはもちろんのことマスコミからも好意的な評価を得ており、幸先のいいスタートを切った。

再結成ツアーの初日のセットリストは以下の通り。

●アクト1“The Power Of 5”
「Spice Up Your Life」
「Stop」
「Say You'll Be There」
「Headlines (Friendship Never Ends)」

●アクト2“Seduce Me”
「Lady Is A Vamp」
「Too Much」
「2 Become 1」

●アクト3“Bitter Sweet”
「Who Do You Think You Are」
「Are You Gonna Go My Way」
「Maybe」
「Cape Dance/Viva Forever」
「Holler」
「It's Raining Men」
「I Turn To You」

●アクト4“Celebration”
「Let Love Lead The Way」
「Mama」
「Celebration Medley」
「Goodbye」

●アンコール
「Humpty Dance/If U Can't Dance」
「Wannabe」
「Spice Up Your Life」

1万5,000人以上のファンが集まった会場には、ビクトリアの夫デヴィッド・ベッカムの姿もあったそうだ。

Ako Suzuki, London
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