あのルイ16世がミュージシャンに転身!?

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ソフィア・コッポラ監督の映画『マリー・アントワネット』のルイ16世役、『天才マックスの世界』のマックス、『奥様は魔女』『ハッカビーズ』『シモーヌ』等で知られるコメディ俳優ジェイソン・シュワルツマンが、ソロ音楽プロジェクト“ココナッツ・レコーズ”を始動した。

コメディ俳優がなぜ音楽を?…と疑問に思った方、半分正解で半分間違い。実はジェイソン、かつてドラマ『O.C.』(2002年)の主題歌「カリフォルニア」で話題を呼んだロックバンド「ファントム・プラネット」の元ドラマーで、その作曲も手掛けていたというキャリアの持ち主なのだ。

03年8月に「俳優業に専念したい」という理由でバンドを脱退、映画作りに打ち込んでいたものの、案の定というべきか?音楽への情熱は捨てきれず、2007年に自身のソロ・プロジェクト“ココナッツ・レコーズ”として音楽活動を再開、めでたくアルバム『ナイトタイミング』が完成したということだ。

▲『ナイトタイミング』
『ナイトタイミング』(2008年2月6日発売)より
◆「ウェスト・コースト」PV
 https://www.barks.jp/watch/?id=1000020801
◆「ウェスト・コースト」試聴
 https://www.barks.jp/listen/?id=1000020925
◆「バック・トゥ・ユー」試聴
 https://www.barks.jp/listen/?id=1000020926
◆「サマー・デイ デュエット:キルステン・ダンスト」試聴
 https://www.barks.jp/listen/?id=1000020927
◆「ナイトタイミング」試聴
 https://www.barks.jp/listen/?id=1000020928
◆「アスク・ハー・トゥ・ダンス」試聴
 https://www.barks.jp/listen/?id=1000020929

まさに演技だけではなく、音楽の才能にも恵まれた人ジェイソン。羨ましく思えど、そのルーツを辿れば思わず納得、実はジェイソン、コッポラ・ファミリーなのです。従兄弟はソフィア・コッポラとローマン・コッポラで、母親はタリア・シャイア(『ロッキー』のヒロイン“エイドリアン”)、父親は映画プロデューサーのジャック・シュワルツマンというから、もはやフツウじゃない。才人の集う家庭環境の下、彼もまた多彩な能力を放出し始めたというわけ。

そんなジェイソンの音楽プロジェクト:ココナッツ・レコーズのデビュー・アルバム『ナイトタイミング』も、実はかなり凄い。楽曲のクオリティの高さは言わずもがな、参加ゲスト陣が超豪華なのだ。

ゲストヴォーカルには『マリー・アントワネット』で夫婦役を演じた女優のキルステン・ダンストや個性派女優ズーイー・デシャネル(『あの頃ペニー・レインと』『サーフズ・アップ』)、実弟にしてバンド、ルーニーのヴォーカリストでもあるロバート・シュワルツマン、プロデューサーにはインキュバスのマイク・アインジガー、ミックスにはブレンダン・オブライエン、A&Rにはファントム・プラネット時代から縁のあるミッチェル・フルーム、ジャケット写真にはローマン・コッポラという、セレブ満載の前代未聞にしてなんとも豪華な作品となっているのだ。

もちろん音の良さはPVと試聴を聴けば納得でしょう。育ちの良さなのか、我々庶民のような“ガツガツ”した感がなく、なんだか、ふわっとキュートな空気感に、日々のストレスが溶けていくような心地よさが残る作品だ。

ウィーザー風ロック・チューン「バック・トゥ・ユー」、トッド・ラングレン風のメロウなバラード「ウェスト・コースト」、ビージーズ風ディスコ・ソング「ナイトタイミング」まで、ピースフルでハッピーな作品が満載。ノスタルタルジックでメロウ&ラヴリーな上質ポップ・アルバムと言える。

ちなみに「ウェスト・コースト」PV、これは友人のマーク・ゴンザレス(詩人/スケートボーダー)が自ら映像を提供してくれたというもの。ドキュメンタリー映画監督のシェリル・ダンが撮影した作品で、日本盤ボーナスとして収録される映像になる。
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