スパイス・ガールズ、ツアー中止はビクトリアのせい?

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スパイス・ガールズが予定されていた世界ツアーを早めに切り上げることを発表した。北米、ヨーロッパ、UKでの公演を大成功させた彼女たちだが、この先予定されていたオーストラリア、中国、南アフリカ、アルゼンチンでのパフォーマンスを中止した。これらの公演はもともと1月に計画されていたものだが、チケットの需要が高い本国UKでの追加公演を優先したため延期することになっていた。しかし結局、振り替え公演を行なうのをやめたという。

グループのスポークスマンは、メンバーと家族の生活を考慮すると、これ以上ツアーを続けるのは難しいとその理由を説明しているが、1番の要因は音楽業界に興味がなくなったビクトリア・ベッカムにあるのではないかといわれている。

dotmusicによると、ビクトリアは音楽よりファッションのほうに関心があると認めたという。「スパイス・ガールズに戻ることには、すごく不安があったわ。ツアーをやるって決めたのは、子供たちにママはかつてポップ・スターだったってところを見せたかったからよ。ずっと考えてきた。私はもう音楽業界の人間じゃない。ファッション業界にいるんだって。いま、そのためにチームを作ろうとしているところ。ツアーが終わった後は、それが私のメイン・プロジェクトになるわ」

とはいえ、ビクトリアだけを責めるわけにはいかないようだ。一説によると、キャンセルされた場所では、スパイス・ガールズのリユニオンに対する関心が低かったともいわれている。

何はともあれ、彼女たちのツアーは今月26日のトロント公演で終わりとなる。

Ako Suzuki, London
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