カサビアン、“全世界に先駆けて”日本で単独公演

ポスト
UKロックの枠を飛び越え、今や時代を代表するロック・バンドにまで成長したカサビアンのスペシャル・ライヴが、既に決定している<フジロック>での登場に先駆け、そして本国UKを含む全世界に先駆けて、7月23日、クラブチッタ川崎にて行なわれた。

前作『エンパイア』から約2年…、2008年に入ってから、新作について何かとその動向が注目されているカサビアンの今が明らかになる注目のライヴに、チケットは即完売。場内は期待と興奮高まるオーディエンスで満員だ。

来日公演~写真編~

ヴォーカルのトムの「ハロウ、トウキョウ!」の掛け声に会場のテンションが一気にヒートアップ。冒頭の「EMPIRE」「SUNRISE LIGHT FLIES」から、オーディエンスを巻き込み大合唱が起きるなど、パフォーマンス面においてもダイナミックに進化を見せつけ、最新カサビアン・サウンドで終始オーディエンスを圧倒し続けた。

そして、ハイライトはやはり「CLUB FOOT」。2007年の<サマーソニック>でスタジアムに激震を巻き起こしたキラートラックで、バンドとオーディエンスの一体感も最高潮に。

さらにアンコールでは、かねてから噂されていた新曲「FAST FUSE」も披露。全1時間半、14曲のライヴ・パフォーマンスは聴き応え十分。最後にトムは笑顔で、「フジで会おうぜ!」とオーディエンスに挨拶した。

バンドが去った後も場内の熱狂さめやらず、ライヴの充実を表わす結果となった。彼らは7月25日、<フジロックフェスティバル>に登場する。注目の新作は2009年発売予定だ。

<2008.7.23@クラブチッタ川崎>
01.EMPIRE
02.SUNRISE LIGHT FLIES
03.CUTT OFF
04.PROCESSED BEATS
05.FIRE
06.REASON IS TREASON
07.ME + ONE
08.SHOOT THE RUNNER
09.THE DOBERMAN
10.CLUB FOOT
11.STUNTMAN
<アンコール>
12.I.D
13.L.S.F.
14.FAST FUSE

●BMGジャパン
http://www.bmgjapan.com/kasabian/
この記事をポスト

この記事の関連情報