レディオヘッド、エルボーのマーキュリー受賞を祝福

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レディオヘッドが、今年のマーキュリー・プライズを受賞したエルボー(『The Seldom Seen Kid』)を祝福した。レディオヘッドも、最新作『In Rainbows』でノミネートに挙がっていたが、悔しいという思いはまったくないようだ。

ベースのコリン・グリーンウッドはTeletext's Planet Soundにこう話したという。「いい決断だよ。素晴らしいと思う。エルボーとは一緒にツアーしたこともあるし、フェスティヴァルでも共演してる。いい奴らだよ。『The Seldom Seen Kid』は素晴らしいアルバムだ。彼らほど相応しい人たちはいない。2008年のノミネートはいいものが多かったけどね」

レディオヘッドが同アワードの受賞を逃すのはこれで4度目だが、今回はもともと、受賞どころかノミネートされたこと自体が驚きだったようだ。授賞式に先駆け、彼らは「ノミネートされて驚いたよ。ニュー・ミュージックのためのアワードだと思ってたからね。でも、友達に会ったりロンドンをぶらぶらするいい機会だと思って(授賞式に)来たんだ」とBBCに話していた。

レディオヘッドはこれまで、1997年に『OK Computer』(ロニ・サイズの『New Forms』が受賞)20'01年に『Amnesiac』(PJ・ハーヴェイの『Stories From The City, Stories From The Sea』が受賞)。2003年に『Hail To The Thief』(ディジー・ラスカルの『Boy In Da Corner』が受賞)で同アワーズのノミネートに挙がった。

Ako Suzuki, London
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