サラ・ブライトマン、新作『冬のシンフォニー』を語る パート1

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10月29日に日本先行発売されるサラ・ブライトマンの最新アルバム『冬のシンフォニー』。

「きよしこの夜」「アメイジング・グレイス」などのスタンダードな名曲や、伝説的なポップスグループABBAのインストゥルメンタルの名曲「アライヴァル」に初めて歌詞をつけて歌っているほか、日本盤には、ビージーズの名曲「若葉のころ」のクラシカル・アレンジも追加されている。

また、アートワークは「おとぎ話」がモチーフで、「マッチ売りの少女」を思わせるジャケット写真も美しく、クリスマスはもちろん、一年を通して楽しめる曲が満載の大作だ。

このような新作を作り上げたサラの最新インタビューが到着した。BARKSでは、このインタビューを3回に分けてお届けする。

このアルバムを制作するまでの経緯から、選曲について、アートワーク、そして自身のクリスマスの思い出など、彼女がこのアルバムに対して持つ思いを語ってくれている。

まず第一回目のインタビューは以下のとおり。サラの深い感受性を感じ取ってほしい。

   ◆   ◆   ◆

――2月にリリースされた新作『神々のシンフォニー』は、5年ぶりの新作でしたが、それからわずか8ヶ月後に、今度はクリスマス・ソングを含む、初めてのウィンター・アルバム『冬のシンフォニー』がこうして届けられました。まず、この新作を制作するに至った経緯を教えてもらえますか。

サラ・ブライトマン(以下、サラ):実は3~4年前に一度作りかけたアルバムなのです。当時の私は、ツアーの疲労から体調も気分も優れず、中断せざるを得ませんでした。そのことがずっと気になっていたんですよね。完成させるべきだろうと。『冬のシンフォニー』は、まさに念願が叶った作品ではありますが、実際のレコーディングは大変でした。というのは、クリスマス・ソングは膨大な数になるので、あれもやりたい、これもやりたいと思い始めるときりがなく、自分でこれでいい、と決めない限り、やり続けることができる作品だからです(笑)。

――アルバムからはそんな苦労は全然伝わりませんね。

サラ:もちろんですよ。大変ではあったけれど、とても楽しいレコーディングでしたから。

――レコーディングは、いつ頃から始めたのでしょうか。

サラ:4ヶ月前(6月頃から)になります。

――アルバムは、タイトルどおりオーケストレーションを軸とした、壮大なスケールのサウンドになっていますが、アルバム全体のビジョンは、どのようなものを描いていましたか。

サラ:アルバムをとおして、さまざまな感情を抱いてもらえるような作品にしたいと思いました。賛美歌、ユーモアのある曲、ポジティヴな意味で古き時間を封印し、新しき未来に向かう気持ちを表現した歌。この3つがアルバムで歌いたいと思った楽曲のテーマでした。(続く)

(2008年秋 取材・文●服部のり子)

◆iTunes Store サラ・ブライトマン(※iTunesが開きます)
◆サラ・ブライトマン・オフィシャルサイト
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