日本で最もCDを売っている洋楽ギタリスト、ポール・ギルバートがギター・インスト・アルバム第三弾

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ミスター・ビッグのギタリストとして圧倒的なテクニックと人気を誇る、ポール・ギルバードが約2年半ぶりの待望のオリジナル・インスト・アルバム『ファズ・ユニバース』を6月30日に発売する。

この新譜の発売で、ミスター・ビッグ&ソロ作品の国内通算CDセールスが300万枚をついに突破。2009年、ミスター・ビッグの再結成に参加以降、専門誌によるギタリスト部門の年間読者人気投票でも、のきなみ上位ランキングを獲得し、ポール・ギルバートは現在、“日本で最もCDを売っている洋楽ギタリスト”としてロック・ファンに愛されている。

最新アルバム『ファズ・ユニバース』は、『ゲット・アウト・オブ・マイ・ヤード』、『咆哮!!』に続くギター・インスト・アルバムの第三弾。世界中のギター・マニアから絶大な支持を得た前2作からさらに進化した、本人曰く「これまでの作品で最も難易度の高いプレイが詰まった」作品に仕上がった。

曲作りは3月くらいから本格的に開始。今回もファンから毎回期待されるトリッキーかつヘヴィ・メタリックなナンバー「ファズ・ユニバース」、「プラスティック・ドラキュラ」、このアルバムをレコーディングした時期に発売されたジミ・ヘンドリックスの「ヴァリーズ・オブ・ネプチューン」から影響を受けたと思われる「ドント・レイン・マイ・ファイアーウッド」、「フォアン伯爵」など、ポール解釈によるジミ・ヘンドリックス・トリビュート的なナンバー。ジェフ・ベックのテリトリーに足を踏み入れた「マントラ・ザ・ローン」、1960年代のサーフィン・ホットロッド・ミュージックのインストの世界をモダンかつテクニカルに蘇らせた「バッター・アップ」など聴きどころ満載。

ギター的にこれまでと違うのは、ほとんどすべての楽曲をシングル・コイルで弾いたこと。ポールはアイバニーズからエンドースを受けているので使うギターはすべてアイバニーズだが、これまで、どちらかというとハンバッカー・ピックアップをメインで使ったポールだけに、前2作との音質の違いは明らか。この全編シングル・コイルのピックアップの使用は、よりメロディが際だつ今回の作風のポイントとなったことは疑う余地がない。

「ギタープレイがぎっしり。ぎっしりしすぎて頭が爆発しちゃうかも!めちゃくちゃ楽しい。最高で最強のギター・プレイ!その最高のプレイを聴きたかったら、ニューアルバム『ファズ・ユニバース』を買ってね!ロックン・ロール!」──ポール・ギルバード

『ファズ・ユニバース』
IECP-10225 \2,625 (tax in)
6月30日発売
1.ファズ・ユニヴァース
2.オリンピック
3.フォアン伯爵
4.バッハ・バルティータニ短調
5.ブルー・オルフェウス
6.ウィル・マイ・スクリーン・ドアー・ストップ・ネプチューン
7.プロペラ
8.ドント・レイン・オン・マイ・ファイアーウッド
9.プラスティック・ドラキュラ
10.ブロー・トーチ
11.マントラ・ザ・ローン
12.バッター・アップ
13.リーブ・ザット・ジャンク・アローン(ボーナス・トラック)

◆WHDエンタテインメント
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