SONYから「ACID Music Studio」バージョン9登場、24ビット/96kHz対応、フォルダトラックやセクション機能も

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フックアップは、Sony Creative Software社の音楽制作ソフト「ACID Music Studio」をはじめとするコンシューマー向けマルチメディア制作・編集ソフトウェア各製品新バージョンを8月25日より発売する。

Sony Creative Software社が誇るコンシューマー向けのマルチメディア制作・編集ソフトウェア各製品は、Sony Studioシリーズと名付けられ、ビデオ編集/楽曲作成/音声編集を驚くほど簡単に行えるツールとして、ロングセラーを維持しているWindows用ソフト。

今回バージョンアップされたのは、音楽制作ソフト「ACID Music Studio 9」、ビデオ編集ソフト「Movie Studio Platinum 12」シリーズ。オーディオ編集ソフト「Sound Forge Audio Studio 10」はバージョンアップはされなかったが、パッケージが一新された(価格は11,340円、解説本バンドルは12,600円)。また、Sony Creative Software社のコンシューマー向けマルチメディア制作ソフトウェアのすべてをバンドルした「Imagination Studio 4」も登場する。いずれの製品も、まずは8月25日に数量限定でお求めやすい初回限定版での登場となる(通常価格版は9月下旬の発売を予定)。初回限定版は通常版よりも20~30%安いので、気になる人は早めにチェックしたい。

●ACID Music Studio 9

「ACID Music Studio 9」は、ループベースの楽曲作成、オーディオ録音、MIDIによる楽曲制作、スタジオ品質のミキシングとエフェクト処理など、多彩な機能でオリジナルの音楽制作をサポートするソフトウェア。

さまざまなジャンルをカバーする3,000を超えるスタジオ品質のオーディオループ素材も収録するので、買ってすぐに楽曲制作が始められる。もちろん、コンピューターをマルチトラックレコーダーとして活用することもカンタン。多数の楽器演奏やボーカルを録音して、ミキシングすることもたやすくこなす。

最近では、既存の楽曲を編集してダンス用のミュージックトラックを作成するツールとしても注目されているとのこと。

本バージョンの新機能は、24ビット/96kHzへの対応、フォルダトラックやセクション機能、録音時の入力モニター、MIDI/VSTオートメーションなど。いずれも上位グレードのACID PROから受け継いだものだ。フォルダトラックは複数のトラックをまとめられる機能で、トラック構成が把握しやすくなるほか、ミュート/ソロ指定一括で行える。セクション機能は、イントロ/Aメロ/Bメロ/サビといった時間軸方向のパート(これをセクションと呼ぶ)単位の編集を可能とする機能。トラック構成を気にせず、サビだけを繰り返す、順番を入れ替えるといったセクション単位での編集が楽に行えるようになる。8月9日に行われた発表会では、既存の楽曲をダンス系の踊りやすい長さにエディットする作業が楽に行えることがアピールされた。


▲フォルダートラックで複数トラックをまとめると、折りたたんで1トラック分に表示することが可能。

▲範囲指定してセクションを設定、入れ替えやパートの繰り返しが楽に行える。色の変更も可能。

また、オーディオ録音時にエフェクト込みでモニター出力する機能も新たに加えられている。これにより、ギター・アンプシミュレーターなどを利用した録音がやりやすくなる(録音されるデータはエフェクトなしのままなので、録音後のさらなるサウンドメイクもOK)。このほか、Indaba Music Proメンバーシップ1 年間無料(5GBのクラウドストレージを含む)という特典も用意される。Indaba Musicは、世界中のミュージシャンが集まり、ネット上のオンラインコラボレーションを通じて協力し合い楽曲を発表したりできる場で、日本でもおなじみのSoundCloudに似たサービスだとのこと。なお、Windows XPはサポート外となっている。

パッケージは、「ACID Music Studio 9」と、これにImage-Line社のソフトウェア「FL STUDIO 10 (Fruity Edition)」をバンドルした「ACID Music Studio 9 + FL10バンドル」が用意される。

●Movie Studio Platinum 12

「Movie Studio」シリーズは、DAWライクで直感的な操作が魅力のビデオ編集ソフト。指定区間をループ再生したままででエフェクトなどの設定が行える、クリップ単位だけでなくトラック単位でエフェクトが適用できるなど、音楽制作でDAWを使っている人には親しみやすい仕様となっている。さらに3Dを含むほぼすべての形式のビデオの編集が可能、ビデオコンポジット、カラー補正、5.1サラウンドミキシング機能も搭載する。

これまで「Vegas Movie Studio」シリーズとしてラインナップされてきたが、今回のバージョンから「Vegas」という名称が除かれている。これは名前が長くなったことが理由。また、前バージョンにあった「HD」という名称も省かれているが、こちらはすでにHDが当たり前になったことから。

今回のバージョンでは、新たにWindows VistaおよびWindows 7の64ビットをサポート(Windows XPは32ビットもサポートしない)。また、編集時にもっとも多用されるトリム機能がツールバー上にボタンとして追加されたり、ビデオ/オーディオトラックが最大で各20トラックになるなど多くの既存ユーザーからの意見を反映した充実の内容になっている。

パッケージは「Movie Studio Platinum 12」と、これに音声編集ソフトウェア「Sound Forge Audio Studio 10」、NewBlueFXビデオエフェクト、より多くの著作権フリー楽曲が付属した「Movie Studio Platinum 12 SUITE」をラインナップ。それぞれに、他社ビデオ編集ソフトユーザー向けの乗換えパッケージが用意される。また、現行バージョンの「Vegas Movie Studio HD 11」(7,350円)および同解説本バンドル(8,820円)は、パッケージ変更がなされるが価格変更などはない。

◆ACID Music Studio 9初回限定版
価格:オープン (実勢価格 7,980円)
◆ACID Music Studio 9 + FL10バンドル初回限定版
価格:オープン (実勢価格 12,800円)
◆Movie Studio Platinum 12初回限定版
価格:オープン (実勢価格 7,980円)
◆Movie Studio Platinum 12 優待初回限定版
価格:オープン (実勢価格 6,980円)
◆Movie Studio Platinum SUITE 12初回限定版
価格:オープン (実勢価格 12,800円)
◆Movie Studio Platinum 12 SUITE優待初回限定版
価格:オープン (実勢価格 10,800円)

◆Imagination Studio 4初回限定版
価格:オープン (15,800円)

発売日:2012年8月25日(土)

◆ACID Music Studio 9 製品詳細ページ
◆Movie Studio 12 製品詳細ページ
◆フックアップ
◆BARKS 楽器チャンネル
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