U2のBono、米国での発展途上国への債権放棄運動が前進

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10月2日(月)、U2のBonoはワシントンD.C.に出向き、米国での貧しい国々への債権放棄運動を推し進めた。この日、連邦議会では、Bonoがさまざまな宗教団体や社会運動団体の代表に交じって見守る中、クリントン大統領が43500万ドル全額の債権放棄を可決するよう訴えた。

現在のところ、下院では22500万ドル、上院では7500万ドルの債権放棄に同意する案が出されている。債権放棄運動団体、Jubilee 2000の広報官であるBonoは、クリントン大統領が同意してくれたことは、非常に心強いと話している。
「大統領に会って話をさせてもらったけど、彼はこの件について、とてもよく勉強してたよ」
「やっとゴールが見えてきたことに興奮している。運動の支持者達にとっては“ワォ、年末までに本当に世界を変えられるぞ”っていう感じだね」

クリントン大統領は、広がりを見せる債権放棄運動への支持を議員達に訴えた。
「43500万ドル全額の債権放棄を議会で可決させることは、宗教、市民運動、そして米国連邦議会への深い献身を示すことになります」

現在、上院、下院共に来年の予算案を作成中で、各予算案における債権放棄案について検討中である。

記:Darren Davis、ニューヨーク
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