ライオネル・リッチーとバックストリート・ボーイズのデュエットがポシャる。再びライヴをする可能性はあり

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Lionel Richieの次期アルバム『Renaissance』(Island/Def Jam Records)が3月20日にリリースされる。その中の曲、“Cinderella”ではBackstreet Boysとのデュエットが期待されていたが、計画が流れてしまった。曲のほうはアルバムに収録されているが、5人の歌声は聴けないようだ。

Richieは、“Cinderella”での共演が予定通りにいかなかった理由を次のようにLAUNCHに語った。「いいアイデアだったけど、タイミングが悪かったんだ」

Richieは、『Renaissance』のリリースがBackstreet Boysの『Black & Blue』のリリースと重なったため、“Cinderella”のデュエットをシングルとして出すことが不可能になったと言う。

「“Cinderella”でいっしょにいくつもりだった。Backstreet Boysといっしょにね。パートナーは完璧だった。僕たちはドイツのブレーメンで会って、“この曲をやろう”と彼らは言ってくれた。ヒューストンでレコーディングして、準備万全だった。この曲をアメリカに初めて持ってくるのが遅れたので、僕たちは、“OK、それじゃ1カ月遅らせよう”ってことになった。その1カ月というのが、Backstreet Boysがアルバムをリリースする時期と同じになってしまったんだ。だから、デュエットの可能性はもう完全になくなった。彼らのアルバムがすでに発売されているので、そういうことはよく理解しているよ」

Richieはさらに“Cinderella”は結局ライヴアルバムに収められるかもしれないし、そうなるとまた、リリース日のベストタイミングを図るレースが始まる、と付け加えた。

「曲はBackstreet Boys抜きでアルバムに収められる。そして、テレビスペシャルやLionel Richie Liveとかをどこかでやったとき、Backstreet Boysが現れて、それがこの事態の全てを物語ることになるだろう。そのライヴヴァージョンをリリースするときに……またレースが展開されるわけだ」

『Renaissance』のプロデュースおよびソングライティングはWalter Afanasieff、 Rodney Jerkins、Brian Rawling、Mark Taylorその他らが担当。このアルバムは'81年の『Commodores』以来、Richieのソロ6作目となる。

Jason Gelman、ニューヨーク Janine Coveney
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