シャギーの『Hotshot』がジェニファー・ロペスを抜いてついに1位を獲得

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チャート入りから26週間という長い時間がかかったが、ついにShaggyの『Hotshot』が2位の座から開放されトップに輝いた(2月17日付Billboard 200アルバムチャート)。『Hotshot』は24万5678枚を売り上げ、Jennifer Lopezの『J.Lo』から1位の座を奪った。Lopezの2ndアルバムの売上は17万9351枚で、わずか1週間でトップの座を降りることになった。

3位は先週と変わらず、プラチナ獲得のサウンドトラックアルバム『Save The Last Dance』で売上は17万2714枚。このアルバムの成功は、収録されているK-Ci & JoJoの“Crazy”、Lucy PearlフィーチャリングSnoop Dogg & Q-Tipsの“You”というヒット曲による力が大きい。Beatlesの『1』は4位で動かず。第5位は、Ja Ruleの『3:36』が先週の10位より急上昇。Didoの『No Angel』はチャート入り38週目にして第6位に到達。『Now That's What I Call Music Vol.1』はしっかりと7位をキープ。

Ludacrisの『Back For The First Time』は先週の14位から8位へ大きくジャンプ。Dreamの『It Was All A Dream』は9位にダウン。ゴタゴタがあると、たいていはアルバム売上が伸びたりするものだが、今回、初登場最高位を記録したLeAnn Rimesのアルバムはまさにそうしたケース。Curb Recordsから発売された『I Need You』が8万2732枚の売上を記録し10位にランクインした。しかし、Rimesはこのアルバム発売を公に非難しており、公式ウェブサイトに次のようなコメントを載せている。

「(『I Need You』は)ほとんどが他のアルバムに使われなかった未完成の素材や曲です。アルバムを聴いていないので、具体的な感想を話すことはできません。しかし、私が間違いなく明確にしておきたいのは、このアルバムは、アーティストとしての私を反映したものではありません。Curb Recordsが勝手に制作したものであり、このことは、私としては本当に残念でしかたがありません」

チャートの他の部分を見渡してみると、先週、第5位という華々しい初登場を飾ったO-Townの『O-Town』が、20位まで転落。今週の初登場は、101位にサウンドトラックアルバム『Valentine』、112位にポップシンガー、Vitamin Cの『More』などが入っている。

Jason Gelman、ニューヨーク
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