エコー&ザ・バニーメン、4枚組CDとニューアルバムをリリース予定

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ニューウェイヴ時代のサイケデリックバンド、Echo & the Bunnymenは2つのリリースにより、再びスポットライトを浴びることになりそうだ。彼らはこれまでのキャリアにおけるレトロな曲を収めた4枚組CDと、今回新たにスタジオレコーディングしたニューアルバムをリリースする。

7月17日にRhino Recordsから発売される『Crystal Days (1979-1999)』は71曲を収録、20年におよぶグループの存在を時代と共に捉えることができる。この作品はBunnymenの'79年の曲(カルト的存在、Julian Copeの“Monkeys”ヴァージョン)から'99年のスタジオアルバム、『What Are You Going To Do With Your Life?』までを集めたもの。

アルバムにはヒット曲、“The Cutter”“The Killing Moon”“Seven Seas”“Bring On The Dancing Horses”も収められており、Bob Dylanの“It's All Over Now, Baby Blue”、Doorsの“ Soul Kitchen”、Velvet Undergroundの“Run, Run, Run”をはじめ、ロックのクラシックをカヴァーしたライヴヴァージョンもある。

フロントマンのIan McCullochはアルバムのライナーノーツで、少なくとも'83年にロンドンのRoyal Albert Hallで行なったライヴだけは真にすばらしい体験だったと語っている。
「あの夜にしたことは何でも呪文にかかったように浮かび上がって来るんだ。すごく幻想的な体験だった」
「ファンとバンドが一体となり、あの夜のようなマジックを生み出したグループは歴史上、世界でも他にいないんじゃないかな。あれは本当にすごかったと思う。ピュアでスピリチャルな夜。僕たちはずっとベストバンドだった」

グループは、そのキャリアを彷彿とさせるアルバムをリリースする2カ月前に、ニューヨークを拠点とするインディペンデントレーベル、spinARTから初のスタジオアルバムとなる『Flowers』をリリースする。このアルバムはオリジナルメンバーのMcCullochとWill SergeantがBunnymenの旗の下で再結成を誓って以来、3枚目となる作品で、5月22日に発売される。『Flowers』は1stシングル“It's Alright”をはじめ11曲を収録。米国ツアーについては近日中に発表される予定。

Neal Weis、ロサンゼルス
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