ポール・マッカートニーが消防士のベネフィットコンサートを計画

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世界貿易センターがテロ攻撃を受けた9月11日にニューヨークを発つ予定だったPaul McCartneyは来月、市の消防士を援助するためにベネフィットコンサートを開く予定だ。McCartneyは9月21日(金)にWPLJ-FMラジオに出演し、次のように語った。
「実際に飛行機に乗ってたんだ。その時、パイロットが滑走路はすべて閉鎖されるだろうって言った……。大惨事があったとき、僕は10月にロシアの赤の広場で開くコンサートを計画するために自宅に飛んで帰るところだった。けれど、今はそんな場合じゃなくて、コンサートを延期したんだ」「それでコンサートを10月以内にここニューヨークで、すべての消防士を支援するために開催しようと思う……。今、そのベネフィットコンサートの会場をNYで探しているところだ」

McCartneyは次のように付け加えている。
「少し時間をもらって、こう言いたい。NYのすべての人々に神のご加護がありますように。そして僕たち全員が幸運でありますように。救助活動にあたっているすべてのヒーローとヒロインに感謝の意を表したい」

McCartneyは彼の父、Jim McCartneyが第2次世界大戦中、リバプールのボランティア消防士だったこともあり、特に消防士と深い縁を感じている。リバプールの街は'40年8月から'42年1月の間に68回の空襲を受け、死傷者4万5000人以上を出し、10万件以上の家屋が破壊された。

現時点では他の参加ミュージシャンやMcCartneyが次期アルバム『Driving Rain』からの曲を演奏するかなど、ベネフィットコンサートについての詳しい情報はない。

Bruce Simon, New York LAUNCH.com
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