パブリック・エナミーの新アルバムが'02年2月米国発売

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社会派ラップ・グループ、Public Enemyの'02年2月に米国発売される新アルバムには、ファンによるリミックスが4曲収録される。今年の夏、Chuck Dは公式ウェブサイト(Slamjamz.com)で新アルバムに収録されるベスト・リミックスを募集するコンテストを開催し、アカペラ曲“Shut Em Down”“Public Enemy No. 1”“B Side Wins Again”“By The Time I Get To Arizona”をファンがダウンロードできるようにした。

優勝者は“B Side Wins Again”がウィスコンシン州マディソンのOwen LakeとRoss Farwell、“Public Enemy No. 1”がアルゼンチンのブエノスアイレス在住のJeronimo Punx、“Shut Em Down”がオーストリアのFunctionist、“By The Time I Get To Arizona”がニューヨーク州ロングアイランドのMoleman Saphone。それぞれの優勝者は共作者としてクレジット表記され、新アルバムの売上から印税を受け取る。

「すごかったよ」Chuck Dはリミックス・コンテストの反応についてRolling Stone誌に語っている。

「アカペラ曲が1万1000回ダウンロードされて、450のリミックスが届いた。30名のスタッフが450のリミックスを全部チェックして、4曲の優勝者を決めたんだ。俺のポイントは、世の中にはまだいろんな可能性があるとみんなに教えることだ。(音楽)産業は一般の進化していく創造性に十分順応していけるし、産業として自らを守っていくこともできると思っている」

新アルバムにはリミックス曲以外にも、9月11日の同時多発テロ事件以後に作られた新曲“Get Your Shit Together”が収録される。また、Chuck Dは12月に再びリミックス用のアカペラ曲をSlamjamz.comにアップする予定である。
Yves Erwin Salomon, New Yrok LAUNC.com
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