バックストリート・ボーイズのKevin、R.E.M.、ライヴらがNew Power Projectに参加

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Backstreet BoysのKevin Richardson、R.E.M.Liveらは、昨年、米下院議会を通過したエネルギー計画の中止を求め、米上院議会に訴えるための草の根活動に加わっている。スターたちで構成される環境保護団体、New Power Projectはジョージ・ブッシュ大統領のエネルギー計画に反対するために結成され、すでにBeastie BoysBarenaked LadiesTom Petty & the HeartbreakersDave Matthews BandMoby、Trey Anastasio(Phish)、Jackson BrowneAlanis MorissetteJames Taylor他のアーティストらが参加している。

同組織の声明には次のように語られている。
「この計画では、Arctic National Wildlife Refuge(北極圏国立野生生物保護区)と他の公有地での掘削が必要とされており、Clean Air Act(空気清浄案)が弱体化して石炭および核燃料産業への助成金が増額されています」

米上院議院内総務長のTom Daschle(民主党・サウスダコタ州)はArctic Wildlife Refugeでの掘削を禁止する代替案を提案した。このDaschleの法案はエネルギーのクリーン利用に投資するもので、燃料効率基準を掲げている。上院議会は今月、その法案を検討する予定だ。

Richardsonは声明の中で次のように語っている。
「米国は世界の石油の25%を消費していますが、世界の埋蔵量の3%以下しか保有していません。国外の油田に頼り、それを採掘して道を開こうという下院議会の姿勢はバカげています。もし、私たちが本当に自分の力で歩むのであれば、自然の宝を破壊するのではなく、率先して資源の効率化を図っていこうではありませんか」

Beastie BoysのMike Dによって設立されたNew Power Projectは、一般の意見をもとに、アーティストのウェブサイト、嘆願書、コンサートツアーを通して、Bushのエネルギー計画に反対することを目的としている。アーティストらはそれぞれの地域の上院議員にファックスを送るよう人々に行動を呼びかけている。所定のファックスはsaveourenvironment.orgで入手できる。料金は無料。

関連ニュースでは、Richardsonは彼自身の環境財団、Just Within Reachの資金集めのために3月11日、NBCの『Fear Factor』に出演する。

Darren Davis and Jason Gelman, New York LAUNCH.com
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