モビー、9月11日を追悼するアイデアを語る

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Mobyは、9月11日にアメリカを襲った悲劇を自宅アパートの窓から目の当たりにした。その経験から、深い傷となったその日の出来事をどのように祈祷し、追悼すべきか、彼なりの考えを持っているようだ。

Mobyは自身のウェブページで次のように述べている。「個人的に、その日はニューオーリンズの葬儀のようであるべきだと思う。その日の初めは追悼と喪に服することに徹して、その後(もしくは夕方)に9月11日に殺された人々を尊ぶための式典を行なうんだ」「9月11日に亡くなった人々の名前を、市をあげて読み上げてはどうだろう。朗読はキリスト教会や図書館、イスラム教寺院、ユダヤ教会などで行なうんだ。そして夕暮れ時、市の全ての人々が1分間の黙とうを捧げる」

Mobyはその瞬間のことを次のように思い描いている。「すべての車が止まり、電話も鳴らない。鳥や赤ん坊の声以外、無音になるんだ。そして1分間の黙とうを終えたら、市内の人々が一斉に“Amazing Grace”を合唱する。市民はあの時のことを鮮明に思い出し、打ち上げ花火が市に鳴り響く。そして、ストリート・ミュージシャンがダウンタウンでパフォーマンスする。ダウンタウンは一変、楽しい式典ムードになる。僕らを残して死んでいった人々の思い出と魂を祝うんだ」

MobyはArea:2のツアー前にウォームアップのためのライヴを数回行なっている。彼は7月10日(水)、ミネソタ州セント・ポールの Roy Wilkens Auditoriumでプレイする。

Darren Davis, New York (C)LAUNCH.com
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