エルトン・ジョンなどのプロデュースで知られるガス・ダッジョンが交通事故で死亡

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長年にわたってElton Johnのプロデューサーを務めてきたGus Dudgeon(59歳)と妻のSheilaが7月21日(日)、交通事故により英国で死亡した。BBCは、Dudgeonの車が「ReadingとMaidenhead間の高速道路で車道から逸れ、土手に衝突した」と伝えている。

DudgeonとJohnのコラボレーションは、Johnの'70年のセルフタイトル・アルバムにまで遡り、同アルバムからはヒット曲「Your Song」が生まれている。

Johnはこの悲劇に関し、声明の中で次のように語っている。「Gus Dudgeonの悲報を受け、立ち直れないほどショックを受けている。彼はすばらしい才能を持ったプロデューサーで、何年もの間、とても素敵な友人だった。彼がいなくなって、これからすごく寂しくなるだろう」

Johnのドラマー、Nigel Olssonもまた、彼のオフィシャル・ファンクラブ・サイト(angelfire.com/ca/nigelfanclub/)に声明を発表し、次のように記している。「イングランドから入ってきた知らせにショックを受け、打ちのめされて呆然としている。最愛のGus Dudgeonと彼の妻のSheilaが7月21日(日)早朝に交通事故で亡くなった……」

Olssonはこう続けている。「Gusは僕たちみんなにとって伝説だった……彼はこれからも僕たちといっしょに生き続けるだろう。多くの人が知っているように、Gusと僕とはいつも何かのステージで再び一緒に働く計画を立てていた。近いうちに一緒にやろうと思ってたところだった。それがつい2カ月前のことなんだ。言葉が出ないよ。彼が亡くなってとても寂しい」

JohnとDudgeonのパートナーシップは『Madman Across The Water』('71年)、『Tumbleweed Connection』('71年)、『Honky Chateau』('72年)、『Don't Shoot Me I'm Only The Piano Player』 ('73年)、『Goodbye Yellow Brick Road』('75年)、『Captain Fantastic And The Brown Dirt Cowboy』('75年)などのアルバムで聴かれる。2人はまた、『Leather Jackets』 ('86年)、『Live In Australia』('87年)ほかのアルバムでもチームを組んでいる。

Dudgeonはまた、Rolling Stones、Marianne Faithful、XTCDavid Bowieらの作品も手がけている。死亡した時、Dungeonは数百万ドルに上る訴訟の最中で、Johnの14枚以上のアルバムに関して印税の支払いを主張していたと伝えられている。

Jason Gelman, New York (C)LAUNCH.com
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