ベック、コールドプレイらがアコースティックなクリスマス・コンサートに出演

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BeckColdplay、Jack Johnsonらが12月8日(土)、ロサンゼルスのUniversal Amphitheatreで行なわれた「Almost Acoustic Christmas」でクリスマス気分を味わった。

Beckと、現在彼のツアー・メイトでバック・バンドでもあるFlaming Lipsはセットの最後で2曲のクリスマス・ソングを演奏。The Lipsはいつもの動物の着ぐるみを着た一団と一緒にサンタ・クロースを登場させ、BeckとLipsのリーダー、Wayne Coyneが「White Christmas」をデュエットする間、観客に向かってプラスチック製の雪を振りまいた。

さらに、Beckいわく「'85年より前に生まれてれば知ってるはず」というクリスマス・ソング、Band Aidの「Do They Know It's Christmas」をスタート。これにはColdplayのChris MartinとJohnsonも参加した。

ColdplayはステージをMartinのピアノ・ソロで締め括った。何度か間違えながら「Have Yourself A Merry Little Christmas」を歌ったMartinは、曲は問題ではなく何かそれらしいことをしたかったと言い訳を試みていた。また、それより前には、もしShania Twainがレコーディングしていたら大ヒットしただろうと「Trouble」を紹介し、曲の最後でもTwainの「That Don't Impress Me Much」のラスト部分を弾いた。

Johnsonもクリスマス・シーズンを意識し、アコースティックでジャズ風にアレンジした「Rudolph The Red-Nosed Reindeer」で演奏をスタートさせ、Bob Marleyの「Stir It Up」「Trenchtown Rock」でレゲエを披露した。

コンサートのトリを務めたのはCreedだったが、最初の曲の途中、ヴォーカル・モニターが故障するというトラブルが発生。中断して故障を直す間、じっとしていられないオーディエンスから「Coldplay」という声が上がり、もう一度始めからやり直すことになったCreedのシンガー、Scott Stappもこれには怒りをあらわにしていた。

当日はこのほかにVines、Good Charlotte、Dashboard Confessional、『Saturday Night Live』のJimmy Fallonとそのバンド、ラッパーのJurassic 5などが出演。このコンサートはL.A.のオルタナティヴ・ロック・ステーション、KROQが主催する「Almost Acoustic Christmas」の2日目だった。1日目のショウではSmashing Pumpkinsに続くBilly CorganのバンドZwanが出演し、元SoundgardenのシンガーChris CornellとRage Against The Machineの元メンバーからなるAudioslaveがライヴ・デビューを飾った。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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