U2、ボノの活動ぶりにヘンリー・ロリンズが苦言

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俳優、歌手、スポークン・ワードの詩人で博識なHenry Rollinsいわく、U2のフロントマンで活動家のBonoは多くの運動に関わりすぎということだ。

「彼が何かをしているとは思うし、それは何もしないよりましだ。でもやり遂げるつもりなのかどうか」と元Black Flagのフロントマンはイギリスの『Sunday Mirror』紙に語っている。

Rollinsは決してU2のファンではないが、Bonoの信念はリスペクトしていると言う。「彼の音楽は嫌いだ。でも第三世界の負債を免除しようっていうのはいい考えだと思う。でなきゃ彼らは死んでしまうんだから。だからもしBonoがロックスターの力を全て行使して取り組んでるなら、よし、それで異議なしだ。彼は“ミスター・アフリカ第三世界負債”ってなもんで、それはでかい課題だよ。でもいまや彼は“ミスター・エイズ”だろ。ちょっと待てよ、どうやって第三世界の負債からエイズになったんだ?」

Rollinsはその活動のタイミングにも懐疑的で、『Mirror』紙ではこうも話している。「これは改革運動なのか、それともU2の新しいベスト盤のいい宣伝ってだけなのか? 彼の胸のうちが正しい場所にあるのか考えてみくちゃ。彼はつまらないシンガーだよ。悪い奴じゃないと思うけどさ」

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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