U2のボノ、イラク問題でブレア英首相を非難

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U2のフロントマンで政治活動家のBonoは、対イラク戦についてTony Blair英首相を非難している。しかし、その一方でBonoは、Saddam Husseinに武装解除か軍事攻撃かを迫るBush政権の政治的同盟者に対して寛大でもある。

Bonoはパリでフランス大統領のJacques Chiracと会談した後、ロイター通信に次のように語った。「Tony Blairは石油のために戦争をするわけじゃない。イラクを純粋に有罪だと確信してるんだ。僕の意見では、彼は純粋に間違っている。Saddam Husseinの殉教者を出しちゃだめだ。彼はカメラの前ではうまく振る舞っているが、厳しく接しないと」

Bonoは世界的なエイズの流行についてChiracと会見した。イラクの騒ぎのせいでエイズが“忘れ去られた戦争”になっているという。「(エイズは)まったく違うスケールの戦争なんだ。どんな戦争や争いで失うよりも多くの人々が、エイズで亡くなっている」

Gary Graff, Detroit (C)LAUNCH.com
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