レディオヘッド、フィールド・デイ・フェスティヴァルを終えて心境を語る

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6月7日にニュージャージー州イーストラザーフォードのジャイアンツ・スタジアムで開かれたフィールド・デイ・フェスティヴァルだが、この不遇のコンサートを救ったのはRadioheadのパフォーマンスだった。

当日は雨に見舞われ、フェスティヴァルは難航した。また、当初予定していた場所から開催の許可が得られず、会場の変更を余儀なくされた。Radioheadをはじめ、他の出演者はトラブル続きのこのフェスティヴァルをあきらめかけていたが、Colin Greenwood(B)は、出演を取りやめることは決して考えなかったという。

Greenwoodは次のように話している。
「開催に全力を注いでいた。アメリカで開く、独立したマルチ・アート&カルチャーのフェスティヴァルというアイデアを捨てきれなかったんだ。グラストンベリー(英)と似たようなところがあるし……。でも、残念だけど、あんな感じには行かなかった」

彼らはフィールド・デイ・フェスティヴァルが英国で毎年開かれるグラストンベリー・フェスティヴァルと同じくらいになってほしいという。Colin Greenwoodは、アメリカ人にはイギリスのフェスティヴァルを体験してもらいたいと話している。
「そうだね……アート、写真、ヨガ、世界中のすばらしい料理を3日間堪能して、バンドを見なくてもいい、そういったものを考えていた。グラストンベリーみたいなものをね。運悪く、そうはならなかった。それでも決行したのは、フェスティヴァルというものに執着したかったからなんだ。来年も開催を望んでいるよ」

もし来年あるとして、今回のようなトラブルがまた起きたら、出演は見送るかという質問に、Colin Greenwoodはこう答えている。「いや。もっと献身的に再度トライするよ」

Radioheadは6月10日(火)に最新作『Hail To The Thief』をリリースした。これと同時にインターネットTV、Radiohead.tvがスタート。1stシングル「There There」は現在、ビルボード・モダンロック・チャート14位となっている。

(C)LAUNCH.com
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