<Reading Festival2003>ライヴ・レポート【その1】 BRMCがストライプスの代役を好演

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英国でトップクラスのイベントであるカーリング・ウィークエンド・レディング・フェスティヴァルが、8月22日から24日、レディングのリヴァーミード・センターで開催された。土曜日(8月23日)のショウでは、LA出身のBlack Rebel Motorcycle ClubThe White Stripesに敬意を表し、Stripesの最新シングル「The Hardest Button To Button」にベースを加えたヴァージョンを演奏し、観客を大いに喜ばせた。BRMCは、7月9日に起きた自動車事故でフロントマン/ギターリストのJack Whiteが手を負傷し、メイン・ステージへの出演をキャンセルしたThe White Stripesに代わりに急遽、同フェスティヴァルへの出演が決まった。

BRMCが立派に代役を務めたものの、出演者の中からもデトロイト出身のJackとMeg Whiteのデュオの不在を惜しむ声が多く上がった。土曜日には、UKのラッパー、The StreetsのMike SkinnerがStripesのショウがなくてがっかりしたとステージで口にしたり、ダンス・ステージでヘッドラインを飾ったベルギーのダンス・ユニット2 Many DJ'sはStripesのヒット曲「Seven Nation Army」の一部をプレイするなどして、観客を沸かせた。しかし、ハード・ロック(MetallicaLinkin Park、System Of A Down)からパンク・ロック(Sum 41Blink 182Good Charlotte、Bowling For Soup)、ガレージ・ロック(オーストラリアのJet、ノルウェイのTurbonegro、ニュージーランドのDatsuns、デンマークのRaveonettes、米英のデュオThe Kills、NYのYeah Yeah Yeahs)、マンチェスターの偏屈バンド(Doves、Elbow、Longview)、説明不可能なアーチストたち(衝撃的なポルノ・ポップ・シンガーHar Mar Superstar、サイケデリック合唱団The Polyphonic Spree)など多岐にわたる140以上のアーチストがStripesの穴埋めをした。

(C)LAUNCH.com

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