ジョージ・ハリスン追悼コンサートDVDの試写会にエリック・クラプトンが登場

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'01年、ガンのために急逝したジョージ・ハリスン。彼の一周忌にあたる'02年11月29日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催されたトリビュート・コンサート「コンサート・フォー・ジョージ」のCDおよびDVDが'03年11月27日に発売になる。このコンサートはジョージの妻オリビア・ハリスンの呼びかけで開催され、主催は盟友エリック・クラプトン。出演者はジョージと親交の厚かったトム・ペティやレイ・クーパーで、ビートルズのラストコンサート以来、初めてとなるリンゴ・スターポール・マッカートニーの共演も話題を呼んだ。

このCD、DVDの発売を記念して、'03年11月13日に東京・日本青年館でプレミア上映会が催され、オリビア・ハリスンのほかにエリック・クラプトンも列席し、ビートルズ、そしてジョージのファンが熱狂する上映会となった。オリビアの挨拶中、後ろから温かい眼差しをおくるクラプトン。友の輝かしい業績を日本のファンとともに鑑賞できる喜びを満面の笑みでカメラマンのフラッシュに応えたあとは客席中央部に陣取って、ファンと一緒に105分間の上映を楽しんだのだった。

内容はジョージの友人の一流ミュージシャンが集まった豪華なコンサートをダイジェストしたもので、エリック・クラプトンやトム・ペティのインタビューを挟みながら、次々と出演するミュージシャンの演奏が展開されていく。クラプトンの「恋をするなら」、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの「タックスマン」、リンゴ・スターの「思い出のフォトグラフ」、モンティ・パイソンのコメディをはさんで、ジョー・ブラウンの「ヒア・カムズ・ザ・サン」、ポール・マッカートニーがリンゴと共演した「フォー・ユー・ブルー」、ポール&クラプトンの「サムシング」、そして「While My Guitar Gently Weeps」が演奏される頃には映像内の観客、そしてこの日日本青年館に集まったファンの興奮も最高潮に達し、客席から大きな拍手が沸き起こった。
このコンサートのもう一つの目玉は、ラヴィ・シャンカールの楽団によるシタールを中心にしたインド音楽の演奏だった。アヌーシュカ・シャンカールの指揮による「アルパン」は、インド哲学の影響を受け続けたジョージの意思を称える素晴らしい演奏で、観客席で涙をぬぐう姿があちこちで見られた。
このプレミア上映会は11月18日には大阪のメルパルク・ホールでも開催されるが、オリビアやクラプトンの列席は残念ながら予定されていない。大阪のファンは映像だけで楽しんでほしい。また、この上映会の収益金は、オリビア・ハリスンから日本の癌研究団体に寄付されるという。ジョージがこの世を去って2年。この作品で、彼の友人達の心温まる演奏に耳を傾けながら、ジョージの残した作品をもう一度聴きなおしてみようではないか。
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