速報:パリス・ヒルトン、『プリズン・ライフ』に逆戻り !?

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驚きの早期釈放からわずか1日で、パリス・ヒルトンは再び拘置所に逆戻りすることになった。ロサンゼルス高等裁判所は8日、検察官の申し立てに応じて審問会を開き、パリスを拘置所に戻す決定を下した。

審問会にはパリスも出廷を命じられ、自宅を出る際は後ろ手に手錠をかけられてパトカーの後部座席に乗せられた。取り囲んだパパラッチに車中の泣き顔を撮られたパリスは、裁判所に到着してからも審問会の最中ずっとすすり泣いていたという。

判事は検察官とパリスの弁護士の言い分を聞いた後、パリスを再び拘置所に収監するよう命じた。その瞬間、パリスは「こんなの間違ってる!」と叫び、「ママ、ママ・・・」と泣きながら法廷にいた母親を呼んだが、官吏に抱きかかえられるようにして退廷させられたそうだ。

パリスはその後、裁判所に近いTwin Towers Correctional Facilityに移送され、拘置所内の医療棟でこの週末を過ごすものと見られている。また、この間に弁護士が上訴の手続きを進める見通しだ。

パリスの仮釈放は、ロサンゼルス郡保安官事務所が「健康上の理由」から決定したものだった。もともとは45日間の禁固刑が科せられていたが、品行方正が認められ、刑期が23日間に短縮された。しかし、パリスの精神状態は収監後、悪化の一途をたどり、深刻な状態に陥ったため、保安官事務所の独自の判断で発信機を装着しての自宅謹慎に切り替えられた。

これに対して、ロサンゼルス市検察局が即座に異議申し立てを行ない、8日の審問会となった。審問会の判事は当初45日間の禁固刑を命じたのと同じ人物で、その判決の際、発信機を装着しての自宅謹慎措置を禁じていたという経緯がある。検察官は審問会終了後、「この決定は、何人であれ――どんなに金持ちであろうと権力者であろうと――法の上に立つことはできないということを知らしめるものだ。今日、正義はなされた」との声明文を発表した。

Eugene Fields
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