iPod shuffleにも使えるイヤフォンの大本命、「Apple In-Ear Headphones」

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■(1)「デュアル・バランスド・アーマチュア方式」は音がいい

まず、この製品のセールスポイントとしてよく挙げられている(1)「デュアル・バランスド・アーマチュア方式」について。この方式、高級イヤフォンによく採用されているもので、小さくて軽く、音の分解能に優れる「バランスド・アーマチュア方式」のドライバを、2wayスピーカーのように低域用、高域用の2つ搭載する。

…が、そんな解説はユーザーにとってはどうでもいい。はっきり言って、「デュアル・バランスド・アーマチュア方式」だろうがなんだろうが、それほど音にこだわらない一般ユーザーからすると “いい音で聴ける” ならばいいのだ。もっと言うと “そこそこ気持ちのいい音” で好きな曲が聴けるのであれば、別に付属品のイヤフォンだって構わない(もっとも、音にこだわるユーザーなら、「デュアル・バランスド・アーマチュア方式」という言葉を出しただけで、どれだけのものかは説明不要だろう)。

では、そんな「Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic」は、一般ユーザーが心地よく聴ける音なのか。結論から言うと、十分すぎる心地さ。というより、(当たり前だが)かなりいい音がする。編集部で試聴してみたところ、“AKGのモニターヘッドフォンのような音がする” という意見で一致した。つまり “音の派手さはないが、原音に忠実で、高いレベルでバランスよくまとまっている” 音を聴かせてくれるのだ。
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