iPod shuffleにも使えるイヤフォンの大本命、「Apple In-Ear Headphones」

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■(3)1万円を切るという価格崩壊

最後に価格について触れたい。「バランスド・アーマチュア方式」を採用しているイヤフォンは、総じてイヤフォンの中でも高価な部類に入る。たとえば、先日取り上げた、ヴァン・ヘイレンのエンジニアが立ち上げたUltimate Earsの「SuperFi 4」というイヤフォンは、同じ「バランスド・アーマチュア方式」を採用する(ただしこちらはデュアルではなくシングル。つまりドライバーは1つ)。この製品の価格は17,800円。「Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic」とまったく同じ「デュアル・バランスド・アーマチュア方式」となると、たとえばオーディオテクニカの「ATH-CK10」が挙げられる。音質や使われている材質、その他の違いがあるにせよ、価格だけを見るとこちらは37,800円。

そんな中、この「Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic」は、Apple Store直販価格で9,400円と、1万円を切る価格に抑えられている。リモコンやマイクを搭載しない、単なるイヤフォンとして見ても、十分にコストパフォーマンスの高い製品なのだ。

というわけで、いくつかの面に分けて「Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic」を見てみると、この製品が人気なのも十分に頷ける。Web上には本製品について、さらに詳しくレビューした各IT系メディアの記事が多数掲載されているので、もっとよく知りたいと思っている人はそちらも参照し、次に購入するイヤフォンの大本命にしてほしい。新「iPod shuffle」ユーザーだけでなく、すべての携帯オーディオプレイヤーのユーザーにとって、「Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic」は買って後悔することはないイヤフォンとなるはずだ。

◆ヴァン・ヘイレンやリンキン・パーク御用達、Ultimate Earsの新型イヤフォン
◆より小さく、シンプルになった新iPod shuffleを試す(ITmedia +D LifeStyle)
◆「Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic」(Apple Store)
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