スマッシング・パンプキンズのBilly Corgan、サントラを制作

Smashing Pumpkinsのヴォーカル、Billy Corganは去年の映画『Stigmata』ではじめて映画の味を覚えた。彼はもう１つの映画関連の仕事である、ヴィデオ監督Jonas Ackerlundの新作短編映画『Try』のサウンドトラックを完成させた。Ackerlundはミュージック・ヴィデオ界で今最もホットな監督の１人。最近ではU2の“Beautiful Day”、Madonnaの“Music”のクリップを手がけ、Prodigyの“Smack My Bitch Up”、Metallicaの“Turn The Page”の監督を務めた。

バンドは12月2日（土）、シカゴのMetroで最後のコンサートを行なう。Corganは、『Stigmata』のサウンドトラックの経験が、Pumpkinsが終わった後の新たなクリエイティブな道を開いてくれたのかもしれない、とLAUNCHに語った。
「実際、映画との動的な関係を越えて、結果を気にせず、じっと座って音楽を作ることは、本当にすごく自由なことなんだ」と彼は言う。
「なぜなら、ほら、同じことだろ。全ての信用、あらゆる非難。そういうものが肩に乗ってる。そして、それらが突然、肩から降りたんだ。休暇みたいなもんだった」

Ackerlundの『Try』はSmashing Pumpkinsの“Try, Try, Try”のヴィデオが下敷きになっている。内容は、ヘロイン中毒の夫婦が荒廃した生活を送っており、主人公の女性が汚染されたドラッグ器具によって赤ちゃんを亡くし、その後、さらに生活が悪化していくという話だ。この映画は'01年に行なわれるいくつかのインディペンデント・フィルム・フェスティヴァルに出品されている。

Darren Davis、ニューヨーク