ポール・マッカートニーには仕事の時間が十分にある

元BeatlesのPaul McCartneyにとって、彼の新作『Driving Rain』は極端に忙しい年の中でも最も新しいプロジェクトとなっている。アルバムのレコーディングに加え、McCartneyは絵画や詩集を出版し、アート展示会と詩の朗読会を開催、そしてレトロなアルバム『Wingspan』とドキュメンタリープロジェクトを制作した。彼はまた、婚約者のHeather Millsと共にグローバルな地雷反対キャンペーンを行なっている。

McCartneyは、いろいろなプロジェクトがあって忙しそうに見えるが実際はそうでもないとLAUNCHに語る。

「時間はいっぱいあるよ。そう言うと驚くだろうけどね。プロモーションとかをしてるけど、一気にスパートをかけてたくさんのことをして、週末にはオフをとるんだ」
「スペアの時間を入れてる。そうでなけりゃ、発狂しちゃうだろ」

McCartneyは、自分がする事を仕事として見ていないことがいいと付け加えている。

「他には、自分がしていることが好きなんだ。僕にとって仕事はそれほどハードじゃない。絵を描いたり、詩を書くことが大好きなんだ。音楽を作るのも好き。つまり、みんなと話すことさえもプレッシャーにはならないんだよ」と彼は笑いながら言う。

『Driving Rain』は11月13日（火）にリリースされた。アルバムは、McCartneyが9月11日のテロ事件を受けて書き、10月20日のConcert For New York Cityで初披露された“Freedom”を収録。“Freedom”はまた、チャリティーの資金集めに貢献している1stシングル、“From A Lover To A Friend”のB面にもなっている。

Gary Graff, Detroit　LAUNCH.com