U2のBonoとコールドプレイのChris Martinが手を組み、不公平な貿易反対を呼びかける

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U2のヴォーカリストBonoとColdplayのヴォーカリストChris Martinは、国際的なNGO団体Oxfamが行なっている発展途上国に不利な貿易協定を指摘する“Big Noise”キャンペーンを支持している。

世界中の貧困をなくすことを目的にしているOxfamでは、豊かな国々は国際貿易法を濫用することで貧しい国々から1000億ドルも盗みとっており、結果として、貧しい国々の人々が貧困から抜け出す道を断っているとしている。Oxfamのエグゼクティヴ・ディレクターは、(これらの国々に)1ドル援助するごとに、不公平な取引によって2ドルが盗まれていくと表現している。

Bonoは次のように語っている。「発展途上国の貧窮については、災難や物理的状況以外に構造的な問題が多く存在する。私たちは、昔からの債務という重荷について人々の認識を高めることに、ある程度の成功を収めた。今度は、(そうした国々の)芽生え始めたばかりで最も壊れやすい経済に対する、不公平な貿易状況にも焦点を当てていかなければならない」

「Oxfamは正しい。貧しい国々が、貧困から抜け出す道を進んでいけるように貿易の規定を変えるのは、それほど大変なことじゃない。しかし、世界のリーダーたちは、大勢の人たちから十分に言われなければ動きやしない。彼らが行動を起こさずにいるその1日ごとに、何千もの人たちが、生き残るための最低限のものを得られずに死んでいってるんだ」

Darren Davis, New Yoek LAUNCH.com
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