ボン・ジョヴィが強力に初登場するも、エルヴィスが依然強し

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9/11の事件にインスパイアされたBon Joviの新作『Bounce』はBillboard 200チャートで見事なデビューを飾ったが、Elvis Presleyの王座を奪うまでには至らなかった。Elvisの『Elvis 30 #1』は今週、20万5000枚を売りあげて3週連続トップ。対するBon Joviは16万枚だった。

Bon JoviのギタリストRichie Samboraは、今もオーディエンスに支持され、新作やニューシングルをチェックしてもらえるのはいい気分だとLAUNCHに語る。「マーケットに適応しているってのは、いつだって大事なんだ。人々に関わりのある歌を書いてね」「“Everyday”みたいな歌は、みんな当てはめることができる。“よう、時間を無駄にするなよ”っていうね」

一方、Bon Joviの初登場はベテラン・アーティストの新作が好調だという、ここ最近の傾向を持続させている。Bon Joviに続く3位はRolling Stonesのベスト『Forty Licks』で、Tom Petty & the Heartbreakersの新作『The Last DJ』は今週、初登場としては2番目に高い9位でランクインした。最近ではこのほかにBruce Springsteenが『The Rising』で、James Taylorが『October Road』でチャートの成功を享受している。

4位から7位まではAvril Lavigne『Let Go』、Nelly『Nellyville』、Dixie Chicks『Home』、Eminem『The Eminem Show』と、見たところ同じ顔ぶれ。8位はXzibitの『Man Vs. Machine』で、9位のPettyに続く10位はKelly ClarksonをフィーチャーしたV.A.コレクションの『American Idol: Greatest Moments』。

そのほかの強力な初登場は、カントリー・アーティストKeith Urbanの『Golden Road』(11位)、Chevelleの『Wonder What's Next』(14位)、ヒップホップ・グループJurassic 5の『Power In Numbers』(15位)。

女優/ポップシンガーのJennifer Love Hewittは、彼女のアルバム『Barenaked』で37位にチャートイン。その後にHeather Headleyのデビュー作『This Is Who I Am』が続いている。

Neal Weiss, Los Angeles and Darren Davis, New York (C)LAUNCH.com
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