ビヨンセ、ボノらが出演したエイズ救済コンサート、大盛況のうち終了

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11月29日(土)、ネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領が主催し、U2のボノやビヨンセクイーンらが出演した大規模なエイズ救済コンサート<46664>が開催された。南アフリカのケープタウンで行なわれた5時間に及ぶコンサートの模様は、テレビやラジオ、インターネットを通じ、およそ20億人もの観客が見るだろうと言われている。イベントの公式サイト46664.comですでに生放送されており、この後、日本ではnifty.comやMTVジャパンなどで放送される予定。

ビヨンセとボノは、U2のギタリスト、ザ・エッジとユーリズミックスのデイヴ・スチュアートをバックに「American Prayer」をデュエット。ボノは、この曲は「教会がその扉を開き、HIV感染者への偏見を打ち破る聖域となるように」求めたものだと話した。ボノは「神が我々を愛しているのであれば、何が問題なんだ?」と付け加えている。

ピーター・ガブリエルは、'77年に警察の留置所で死亡した南アフリカの黒人活動家スティーヴ・ビコに捧げた曲「Biko」をソウェト・ゴスペル合唱団と共に歌い、「この国でこの曲を歌う機会に恵まれたことをうれしく思う」と話した。

またデイヴ・スチュワートは、このチャリティのために故ジョー・ストラマーと共作した「Long Walk to Freedom」をボノと一緒にパフォーマンス、ストラマーに捧げた。

この他、同コンサートにはユッスー・ンドゥール、ズッケロ、アナスタシア、ボブ・ゲルドフらが出演。クリントン元米大統領、俳優のロバート・デニーロ、映画『ロード・オブ・ザ・リング』でお馴染みのイアン・マッケランからのビデオ・メッセージが流された。

Ako Suzuki, London
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