MOJOアワーズ、発表

ポスト
月曜日(6月18日)英の音楽誌『Mojo Magazine』が主催するアワーズ<MOJO Honours List>が発表された。今年は、4部門にノミネートされていたエイミー・ワインハウスがソング・オヴ・ザ・イヤー、ウーマン・オヴ・ザ・イヤーの2部門を獲得した。

『The Sun』紙によると、ワインハウスは交通渋滞に巻き込まれ遅刻、ソング・オヴ・ザ・イヤーの発表があったとき会場に彼女の姿はなかったそうだ。同賞のプレゼンターを務めた元スペシャルズのテリー・ホールは「エイミーがいないのは、残念だ。ここにいる女性で、僕が抱きたいと思うのは彼女だけだから」と話したという。

ソング・オヴ・ザ・イヤーではアークティック・モンキーズを破ったワインハウスだが、アルバム・オヴ・ザ・イヤーではブラーのデーモン・アルバーン率いるザ・グッド、ザ・バッド&ザ・クィーンに破れた。また、新人賞はアメリカのブルース・マン(おじさん)シーシック・スティーヴが獲得している。

毎年豪華なプレゼンターが出演することでも有名な同アワーズ。今年は、オアシスのノエル・ギャラガー、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのスラッシュ、ニック・ケイヴらが任務を果たした。

今年の<MOJO Honours List>主要部門の勝者は以下の通り。

●最優秀ライヴ・アクト
アーケイド・ファイアー

●最優秀新人賞
シーシック・スティーヴ

●ウーマン・オヴ・ザ・イヤー
エイミー・ワインハウス

●カルト・ヒーロー
オンリー・ワンズ

●マヴェリック(わが道を行く/型破り)
エコー&ザ・バニーメン

●ヒーロー
アリス・クーパー

●ソング・オヴ・ザ・イヤー
エイミー・ワインハウス「Rehab」

●名アルバム
ボブ・マーリィ『Exodus』

●ヴィジョン・アワード
スレイド『Slade In Fame』

●最優秀アルバム
『The Good, The Bad & The Queen』

●音楽功労賞(Outstanding Contribution To Music)
ジョイ・ディヴィジョン

●インスピレーション・アワード
ビョーク

●レス・ポール・アワード
ピーター・グリーン(フリートウッド・マック)

●MOJO殿堂
ザ・ドアーズ

●アイコン
オジー・オズボーン

●レジェンド
アイク・ターナー

●生涯の功績(Lifetime Achievement)
ザ・ストゥージズ

授賞者は、『MOJO Magazine』の読者投票によって決定された。

Ako Suzuki, London
この記事をポスト

この記事の関連情報