若さに似合わぬ音楽知識にびっくり!? マクフライにじっくり話を訊いてみた! 前編

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──まずはUKチャートNo.1おめでとう!

トム・フレッチャー(G&Vo):ありがとう! でも、まだ実感湧かないんだよね。ほかの人が1位を取ると“スゲェ”とか思うんだけど、いざ自分たちが取っちゃうとさ。

ダニー・ジョーンズ(G&Vo):僕たちほんの数ヶ月前までフツーの男の子だったからさ、そういう意味ではすごいことだよね!


トム:お前フツーじゃないぜ!(笑)



──アルバムを出す前から、こんな成績は予想してた?


トム:全然! 考えてもなかったよ。今まさにジェットコースターに乗り込んだみたいな気分さ。“どこに行くんだろう?”って。周りの人たちも、誰一人予想してなかったんじゃないかな。何てったって初登場1位だしね。

──家族とか友達の反応はどうだった?

トム:俺、友達いないんだよね。



一同:しーん


ハリー・ジャッド(Dr):僕たち以上に、友達の方が興奮してたんじゃないかな。家族も喜んでくれたし。


──日本でも人気が出てきているけど、どんな感じ?


ダニー:この間、(日本の)HMVに行ったんだけど、何人かの女の子が気づいて声を掛けてきたんだ。そのときは、“俺たち有名なのかも!?”って思ったよ。

──ビートルズやビーチ・ボーイズといった'60年代のバンドの影響がうかがえるアルバムでしたが、実際に自分たちもそういう音楽が好きなの?


トム:そうだね、僕は結構ビートルズビーチ・ボーイズ派なんだよ。


ダニー:僕はブルース・スプリングスティーンが大好きなんだ!


ハリー:僕も好きな音楽は'60年代と'70年代に多いね。



ダギー・ポインター(B&Vo):僕はメンバーの中では今のポップ・ミュージックを聴く方なんだ。ニュー・ファウンド・グローリーとかスターティング・ラインが好きなんだよ。

──メンバーみんなそれぞれパートで、尊敬するプレイヤーを教えて。


ダギー:僕はレッチリのフリーだね。あとはブリンク182が大好きなんで、ブリンクのマーク。別にプレイ・スタイルを真似てるワケじゃないんだけど、アーティストとして素晴らしいと思う。

ハリー:現役のドラマーではブリンクのトラヴィス・バーカーがベストだと思う。あとはツェッペリンのジョン・ボーナム、それにザ・フーのキース・ムーンは素晴らしいと思う。でも、やっぱり一番はジョン・ボーナムかな?

トム:ソングライターとしてはポール・マッカートニーがダントツだね。絶対的な存在だよ。ギター・プレイヤーはね、好きな人はいっぱいいるんだけど、“この人!”っていうギター・ヒーローはとくにいないかな。

ダニー:僕は結構ブルース派っていうか、ずっとクラプトンが大好きだったんだ。あとは、ブルースをやってた頃のゲイリー・ムーアも大好きだし、ケヴ・モとかも聴くし。うん、ブルージーなのが好きなんだよね。


インタヴュー後半では
プライベートについても訊いてるぞ!



『マクフライ』
ユニバーサルインターナショナル
UICI-9006 \2,100(tax in)


1. 5カラーズ~愛しのカラフル・ガール
2. オブヴィアスリー~ダメでもともと
3. ルーム・オン・ザ・サード・フロア~思い出の363号室
4. ザット・ガール~あの娘に夢中
5. ヒプノタイズ~恋の催眠術
6. サタデー・ナイト~土曜の夜はパーティー・パーティー
7. メット・ディス・ガール~運命の出会い
8. シー・レフト・ミー~大失恋ソング
9. ダウン・バイ・ザ・レイク~湖でドッキリ
10. アンセッド・シングス~僕は負け犬
11. サーファー・ベイブ~真夏のサーファー・ガール
12. ノット・アローン~ひとりじゃない
13. ブロッコリー~ブロッコリーの唄




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