ロスから飛び出した19歳のシンガー、ベッカ

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「Perfect Me~完璧な私~」で6月4日にデビューとなる19歳のロス在住の女性アーティスト、ベッカ。

「Perfect Me~完璧な私~」は、ベッカが15歳の時に経験した初の真剣な恋愛体験が題材という。

「この曲を書いたのは、“おとぎ話”のように完璧なものだと憧れていた私の“恋愛”に対する憧れが消えていった頃ね。お互い知らなかった性格面が出てきて、私のことを“完璧な相手”として見てくれない彼に私は苛立ちを感じた。最初は完璧だと思っていた相手も、実際付き合ってみると欠点があったりして、相手がイヤになる日もあれば、自分に良くしてくれるから“好き”と感じるようになって。」

「この世に真の“完璧な人”なんて存在しないけど、誰もが最善を尽くしてるんだな、って思ったの。私にも欠点はあるけど、ベストを尽くして頑張ってるから。」──ベッカ

ずいぶんとオマセなお嬢ちゃんだが、すでに題材として作品へ消化してしまうところが凄いところだ。

2歳から歌を始め10歳からギターと曲作りをスタート、作ったデモテープがメレディス・ブルックスの耳に止まり、14歳にしてオレゴンからロスに移住。ライヴでの口コミもあり、彼女のデモはMySpaceで全米3位を記録する社会現象になった。

好きなアニメはデスノート、最近はまっているのはてんとう虫グッズ集めという、どこにでもいそうな19歳だが、“時代を変える運命の声”との期待とともに、エアロスミス、セリーヌ・ディオン、オジーなどの作品を手がける大物作家テイラー・ローズからの絶賛を受け、共作で作品を作ったり、U2のPVチーム、ケビン・ベーコンもビジネス抜きのPV制作に加担するなど、驚愕のサポートをうけてのデビューだ。

その大胆な歌詞にも注目という「Perfect Me~完璧な私~」は、NHK BS2ドラマ「ダメージ」のエンディング・テーマとなっている。
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