「年を取る前に死にたい」と歌っていたこともあるザ・フーのロジャー・ダルトリー(64歳)だが、年を取ったいま、かなりの健康オタクになったようだ。ランニング、ジムといったベーシックな運動だけでなく、オルターナティヴ療法も活用しているらしい。

ダルトリーは『The Times』紙のインタヴューでこう話している。「身体の調子はいいよ。胃に問題があったけど、克服した。いわゆるオルターナティヴ療法ってものでね」「子供が9ヶ月のときにすごく劇的な体験をしたんだ。彼は消化器官に問題があって、何も食べれず、骨と皮になってしまった。病院であらゆる検査をしたけど、結局つき返されたんだ。俺と家内は大ショックだったよ。でも、何かできるはずだと思って、ホメオパシーにいきついたんだ。それで、電話帳で見つけたセラピストのとこに連れて行って、何か粉をもらった。そうしたら、2週間で良くなったんだよ」

ちなみにダルトリー自身の胃の問題だが、それは4歳のときに父親としたちょっとした遊びが原因だったそうだ。「釘を隠すゲームをしてたんだ。絶対、負けたくないって思って、その釘を飲み込んじまったんだよ」

インタヴューした『The Time』紙のジャーナリストは、同世代のどのミュージシャンよりも若々しいと記述している。若いときからドラッグとは距離を置き、ヘルシー志向のあったダルトリーだが、ティーンエイジャーの癌患者を支援するチャリティー活動に身を費やしているいま、何よりも健康の大切さを実感しているのだろう。

Ako Suzuki, London