バン・B、ソロ新作やピンプ・Cの遺作について語る。

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2007年12月に相棒ピンプ・C(Pimp C)が急逝した後、今年UGK名義としての最後のアルバム"UGK 4 Life"をリリースしたベテランラッパーのバン・B(Bun B)が、自身3枚目のソロ新作"Trill OG"やピンプ・Cの遺作となる"The Naked Soul of Sweet James Jones"について語った。

バン・Bは、「ピンプを失っていちばんきつかったのは感情的な部分だ。幸運にもピンプは良い曲をたくさん残してくれた。("UGK 4 Life"では)この状況を‘利用しない’ことが大切だと思っていた」などと語っている。着手したばかりという自身の新作については「春頃のリリースを目指している。大規模なイベントが目白押しとなる2月のスーパーボウルの開催に合わせてプロモーションするつもりさ。10万人もの人々が一堂に会する絶好の機会だからな。クラブやスタジアムはもちろん、車の中でもiPodでも楽しめる内容だ」とのこと。同時にプロデューサーにはクール&ドレー(Cool & Dre)、DJプレミア(DJ Premier)、ジャスティス・リーグ(J.U.S.T.I.C.E League)などの名前を挙げた。

また、発売日は未発表だがピンプ・C亡き後、彼の未亡人を中心に制作が進められてきたという"The Naked Soul Of Sweet James Jones"もRap-A-Lot Recordsからリリースの運びとなっており、ピンプ・Cがトレードマークだった白い毛皮のロングコートを身にまとってロールスロイスの前に美女をはべらせて立つ姿のアルバムカバーが公開されたばかり。

◆バン・B Artist Info(notrax)
◆バン・B Artist Video(notrax)
text by notrax
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