ジェフ・ベック、ワーナーからニューアルバム発売

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既にウェブ上で話題となっているとおり、ジェフ・ベックがワーナーミュージック・グループへの移籍を発表した。

ワーナーミュージック・グループには、エリック・クラプトンが在籍すると共に、レッド・ツェッペリンも所属することから、いわゆる3大ギタリストがワーナーに集結したことになる。

ジェフ・ベックは、7年ぶりとなるオリジナル・アルバム『エモーション・アンド・コモーション』を3月に発売する予定だ。ロック/ジャズ/クロスオーバーといったジャンルの域などを超越した作品になっているという。ジェフ・ベックである限り、ワンアンドオンリーの音が封印されていることに間違いはないが、ここ7年でどのような音楽の方向性となっているのか、期待に胸がときめくところだ。その感性と腕に陰りはなく、今もなお研ぎ澄まされたナイフのようなビビッドさを持っていることだろう。

また、ジェフ・ベックは、2009年2月に日本でのみ2日間実現したエリック・クラプトンとのジョイント・コンサートをロンドン、NY、トロント、モントリオールで、2010年2月に行なうことが決定しており、その後、アルバム・リリースをはさんで4月5日から6回の日本公演を行なう。

消えいくような指のすれる微細なノイズから、つんざくような大音量のギターの咆哮まで、クラシック音楽に勝るとも劣らないそのダイナミクスこそ、ジェフ・ベックの神たるゆえん。ギターサウンドの芸術が、またひとつ我々の前に登場する。

『エモーション・アンド・コモーション』
2010年3月24日発売
WPCR-13816 ¥2,580
※初回限定デジパック仕様(予定)
1.コーパス・クライスティ・キャロル(作曲ジェフ・バックリィ)
2.ハンマーヘッド
3.ネヴァー・アローン
4.虹の彼方に
5.アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー(feat:ジョス・ストーン)
6.スリーン
7.ライラック・ワイン(feat:イメルダ・メイ/作曲ジェフ・バックリィ)
8.誰も寝てはならぬ(プッチーニ歌劇『トゥーランドット』より)
9.ノー・アザー・ミー(feat:ジョス・ストーン)
10.エレジー・フォー・ダンケルク(feat;オリヴィア・セイフ)
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