ロジャー・ダルトリー、癌センターを開設

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THE WHO Cares Teen Cancer America Promo from Charles Uy on Vimeo.



ダルトリーは、この活動について『New York Post』紙にこう話した。「これは、僕に多くの喜びをもたらしてくれる。この子供たちは本物のヒーローだ。僕は彼らのこと、すごく尊敬している。彼らに会うとインスピレーションをもらうよ」

「人生は1回きり、チャンスは1度だけだ。僕は15歳の誕生日に学校を辞めた。校長が“ダルトリー、お前は人生でなにも成し遂げないぞ!”って叫んでいたよ。俺はニヤリとしながら“見せてやる”って思いながら、立ち去ったんだ」

その後、「不可能なことはない」と進み続け、アップダウンはあったものの素晴らしい人生を送ったというダルトリーは、音楽のほかに何をすべきかと考える時期が訪れたそうだ。「ひらめいたんだ。なんで、誰も(若い癌患者向けのスペシャル・ケアがないってことに)気づいていないんだろうって。校長室を出たときのようだったよ。“見せてやる、俺はやってやる”って思ったんだ」

ダルトリーは「1日30人の若者が癌と診断されている。これは1970年代から減少していない」と、こういった施設は、患者に快適な時間や空間を与えるだけでなく、新薬開発などのリサーチにも役立つはずだと話した。

Ako Suzuki
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